3220系(電算記号 KL2-)
京都市営地下鉄乗り入れ車両である3200系の増備車両として登場。
これからの新標準車両で、この系列以降の通勤車は「シリーズ21」の愛称が与えられている。
これまでの近鉄車両とは一線を画す車両で、ハード面ではシングルアームパンタ・IGBT-VVVFインバータの本格採用・方向幕のLED化・大型の一枚窓採用など。ソフト面では、お年寄りが席から立つ際に補助となる両肘掛つきの座席「らくらくコーナー」や、LED式車内表示機・車内チャイムの新設など、文字通り「地球に・人に優しい車両」とした車両となった。



3220系(オリジナル塗装)外観   撮影日(2002/06/13 大和西大寺駅)
この形式から新製一般車は写真のような新カラーとなりました。今後の新製車はすべてこのカラーで登場しています。




3220系ペイント列車(その1)   撮影日(2004/08/28 河内小阪駅)
古都奈良をイメージした車体で、若草山の薄緑を基調として鹿や東大寺などが描かれています。




3220系ペイント列車(その2)   撮影日(2004/08/28 鶴橋駅)
こちらは京都をイメージしたペイントです。
薄紫色の車体に、清水寺や金閣寺などが描かれています。





3220系車内写真(※写真は9820系のものですが、ほぼ同じです。)
近鉄の一般車としては初めてバケットシートが採用されました。
この座席の特徴として、車端部に「らくらくコーナー」と呼ばれる両肘掛つきの席が設置されており、お年寄りが席から立つ際の補助の役割を務めます。




3220系編成表
編成名(編成記号)編成(←難波・京都・国際会館 奈良・天理・橿原神宮前→)所属パンタグラフ制御装置メーカー備考
3221F(KL21)3721-3821-3621-3521-3221-3121西大寺シングルアーム日立 
3222F(KL22)3722-3822-3622-3522-3222-3122西大寺下枠交差型日立奈良・京都ペイント車
3223F(KL23)3723-3823-3623-3523-3223-3123西大寺下枠交差型日立奈良・京都ペイント車



3220系・その他の情報

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