600系・610系・620系(電算記号 D)
狭軌である養老線用の車両で、冷房化・近代化・ワンマン化を目指して、名古屋線の1600系・1800系、南大阪線の6000系・6800系の各系列を改造した車両となっている。
600系の一部にはトイレも設置されており、610系には増結用として6800系を改造したク530型が在籍していたが、2001年に廃車されている。
620系は南大阪線の6000系・6020系を改造したグループで、転属当初から空気バネ台車を装備している。



600系外観   撮影日(2002/05/26 多度駅)



600系車内写真

600系の内装は1種類あり、この車両は南大阪線6800系から改造された車内の写真です。
丸型の肘掛が特徴な座席ですが、他の車両(元1600系)は肘掛の形状が2410系と同じタイプとなっています。





620系外観(その1)   撮影日(2005/05/03 美濃津屋駅)
元南大阪線の6000系から改造されたグループです。




620系外観(その2)   撮影日(2002/03/21 大垣駅)
此方は6020系から改造された車両です。
本線系のB更新(2回目の更新)と同じ内装で、客用扉の2枚扉化、雨樋の設置が行われています。
写真の車両は4両編成で転属してきましたが、うち中間車1両は610系(611F)に編入されています。





620系外観(その3)   撮影日(2005/05/03 美濃松山駅)
養老線の利用促進を目的として、昔の近鉄電車をイメージしたマルーン一色の車両が登場しました。
写真は第一陣のD23(623F)編成ですが、平成20年11月までに養老線全車両がこのカラーに塗り替えられる予定です。





620系車内写真
元6000系だった車両の車内全景です。
本線系では既に消滅した扇風機が健在の車両で、網棚が金属製のものに変えられたこと以外はオリジナルを保っています。





600系・610系・620系編成表
編成名(編成記号)編成(←大垣 桑名・揖斐→)所属元車両の番号備考
601F(D01)601-551-501大垣1656-6152-1751#551はトイレ付き(使用休止中)
602F(D02)602-552-502大垣1657-6153-1752#552はトイレ付き(使用休止中)
603F(D03)603-503大垣1658-1951 
604F(D04)604-504大垣1659-1952 
605F(D05)605-505大垣1615-17152001年06月廃車
606F(D06)606-506大垣6857-6858旧塗装車両
611F(D11)611-571-511(-531)大垣1801-6109-1901シリーズ21風内装・#571は従来の内装で、客用扉窓は複層ガラスに変更
612F(D12)612-512(-532)大垣1802-1902シリーズ21風内装
613F(D13)613-513大垣1803-1903シリーズ21風内装
614F(D14)614-514大垣1804-1904シリーズ21風内装
531F(D31)531大垣6855611F(D11)編成の増結用・2001年07月廃車
532F(D32)532大垣6856612F(D12)編成の増結用・2001年07月廃車
621F(D21)521-561-621大垣6106-6012-6011 
622F(D22)522-562-622大垣6107-6014-60132004年06月廃車
623F(D23)523-563-623大垣6106-6016-6015旧塗装車両
624F(D24)524-564-624大垣6114-6018-6017 
625F(D25)525-565-625大垣6129-6038-6037元6020系・客用扉窓を複層ガラスに変更



600系・610系・620系、その他の情報

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