車内は奈良線などで活躍している3220系と同一仕様となっています。
同系との相違点として、両肘掛を採用した｢らくらくコーナー｣が無くなり、即窓も2段式の内折れ窓となっています。
座席の拡大写真です。
バケットシートでシートモケットは模様が入ったものですが、従来の｢シリーズ21｣にあった背もたれ部分の座席区分の仕切り線は無くなっています。
優先座席はベージュ系のシートモケットが貼られています。
近鉄車の特徴のひとつであるグローブですが、車内を明るく見せるためにこの形式では蛍光灯がむき出しのままになっています。
扉付近の滑り止めには一工夫加えられていて、警戒色である黄色が入っています。
LED案内装置は標準装備。
扉開閉チャイムも同位置にありますが、表示内容･チャイムの音共に大阪市交と同じものが使われています。
(※2005年11月現在、大阪市交の車両で表示されているナンバリング表示は、この車両では表示されていません。)
車椅子スペースは、車端部に一箇所ずつ設置されています。